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お客様の声:FSSC 22000取得で海外輸出をさらに加速|丸正酢醸造元 様の支援事例

FSSC 22000認証取得事例のタイトル画像(お客様の声)

※本記事は、コンサルティング終了後アンケートをもとに編集しています。


本記事では、丸正酢醸造元 様の FSSC 22000 認証取得の取り組みを、Q&A形式でご紹介します。
同社は、和歌山県の那智勝浦にて酢の製造を行っています。創業は明治12年、150年近い歴史があります。那智の滝と同じ水源の熊野山系の伏流水と厳選した原材料を使い、熊野杉の木桶による静置発酵を行っています。以前から海外輸出に取り組まれていましたが、国内市場の縮小を背景に、輸出拡大をさらに強化するための体制整備としてFSSC22000の認証取得を進められました。

同社は、家族経営の小規模事業者(従業員10名未満)で、専任の品質管理部門もない状態からのスタートでした。小規模事業者がFSSC22000に取り組む際に直面しやすい課題と、それをどう乗り越えたかが分かる事例です。


  • 企業名:合名会社丸正酢醸造元
  • 所在地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
  • 事業内容:食酢及び調味料の製造
  • 従業員数:10名未満
  • サポート内容:FSSC22000 認証取得、継続支援
  • 公式サイト:https://www.marusho-vinegar.jp/

-なぜFSSC 22000の認証取得に取り組もうと思いましたか?

 もともと海外輸出は行っていましたが、国内市場は今後も縮小することが予想される中で、幸いにも弊社の製品は海外でも評価され、フランスやイタリアなどのヨーロッパ各国、アメリカ、中国、台湾、シンガポール、オーストラリアにも輸出しておりましたが、海外輸出をさらに増やすためには、FSSC22000の認証取得が必要だと考えました。
 海外との取引では、管理体制の説明や認証の有無が確認される場面があるため、輸出拡大の基盤として、早めに体制を整える判断をしました。


-取り組み開始前はどんな課題をお持ちでしたか?

 弊社は、家族経営を中心としたの小規模事業者ですので、専任の品質管理部門はなく、規格要求事項を理解している人材がおらず、また、お酢づくりのプロフェッショナルはいても、食品安全については、体系的は教育も行えていない状態でした。
 誰かが専任で認証の準備を規格対応をすることも難しく、日々の製造を回しながら、FSSC22000で求められる文書・教育・記録・点検を整える必要がありましたが、何をどこから始めたら良いのか分からない状態でした。
 また、建物も古く、設備的にも認証は無理なのではないかという不安もありました。


-弊社を選んでいただけた理由は何だったのでしょうか?

 きっかけは、知り合いの酒造メーカーからの紹介でした。FSSC22000を取得するにあたって、自力では難しいと考えていたので、紹介していただきました。
 コンサルタントの方は契約前にも関わらず弊社が出店していた物産展に足を運んで商品を見ていただき、蔵にもお越しいただきました。
 資格や過去のご経験なども考慮しましたが、一番の決め手は人柄でした。親しみやすく、相談しやすい雰囲気だったので、選ばせていただきました。


-コンサルティングを受けて、いかがでしたか?

 それまでも様々な品質管理や酸度測定などの確認は行っていましたが、それがFSSC22000の要求事項とどう関係するのかが分からなかったのですが、コンサルタントが規格の要求事項と実務を照らし合わせて、過不足を説明してくれたのが分かりやすかったです。
 記録も現行の帳票をできるだけ生かす形で進めてくれたので、運用も大きな支障はなかったです。目標設定なども、弊社の現状や悩みを良く聞いていただいて、一緒に考えてくれたのが助かりました。
 工場の設備の改装は多少ありましたが、過度にならないように色々と相談に乗ってもらいました。長い歴史の中で溜まってしまった不要物も多かったのですが、現場の整理・整頓状況は厳しくチェックしていただいて、かなり工場内の環境も改善されました。


-どのような成果・変化がありましたか?

 認証取得ができたこともそうですが、従業員の意識が大きく変わりました。年に1回の従業員の意識調査や朝礼でのコメントを聞いていると、従業員の成長を実感します。
 日頃やっている作業の意味も明確になり、仕組みの明確化や整理ができたので良かったです。

-満足度(5段階)と、その理由を教えてください

 満足度は5点満点です。来ていただいて本当に良かったです。ゼロどころか、マイナスからの出発と考えておりましたが、上手くリードしていただいて、予想よりも早い1年半という期間で取得ができました。

-今後も継続してコンサルティングを依頼されますか?

 既にお願いをして、年度の運用計画を作っていただいています。日々の運用は自力でできるのですが、定期的に見ていただくことで方向性が間違っていないか、抜けがないかを確認してもらう予定です。
 従業員の意識も管理の仕組みもレベルアップしましたが、まだまだ良くしていきたいので。従業員教育は外部の講師の方が皆さん聞いてくれやすいです。内部監査もゆくゆくは自力でできるように、監査員研修を実施しようと考えています。

-担当コンサルタントから

アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。従業員数は少なくても、代表を筆頭に、全員で協力して取り組む事で、スムーズに構築できましたね。皆さんの意識もどんどん向上していくのを頼もしく感じておりました。安全性の高い伝統食品ですが、FSSC22000の仕組みを上手く活用して、より安全で品質の高い製品を作ってください。

FSSC 22000認証取得を記念した食品メーカーの食品安全チーム集合写真
FSSC 22000 認証取得を記念して撮影された食品安全チームの皆様

 小規模事業者や最新設備でない食品事業者は、FSSC22000の認証取得に大きなハードルを感じやすいですが、ゼロから作り始める必要はなく、「既存の取り組みをFSSC要求に紐づけて、無理なく運用できる形にする」ことが重要です。
 認証に取り組みたいけれど、社内の人材が不足している、設備が新しくない、という企業でも工夫することによってFSSC22000のような認証も取得が可能です。
 不安や悩みを感じておられる方は、是非ご相談ください。初回ご相談は無料です。

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